礼文島を歩こう!トレッキングコース紹介>桃岩展望台コース

コースの概要

桃岩展望台コースの概略図フェリーターミナルのある香深と、島の最南端の集落である知床の間を歩きます。香深~桃岩登山口(桃岩展望台の手前)間と、香深~知床間には路線バスが走っていますので、バスをうまく使うと効率よくまわれます(ただしバスの本数は少ないうえ、たいした距離でもないので、時間によってはバスを待つぐらいなら歩いたほうが早いかもしれません)。

このコースでは、香深から桃岩展望台へ向かって歩く人が多いようなのですが、香深から桃岩展望台まではひたすら登りになるため、知床までバスで行き、知床から元地灯台~桃岩展望台と歩くほうが楽です。

標準タイム

知床→元地灯台:40分(2.0km)全区間未舗装
元地灯台→桃岩展望台:60分(2.5km)全区間未舗装
桃岩展望台→香深:40分(2.0km)一部未舗装 ひたすら下りです

桃岩展望台コース(2012-08-12)

高山のお花畑を歩いているような感覚

なんといっても花が多い場所です。ピーク時には、そこらじゅうがお花畑です。花が少ないとされる時期でも、なんらかの花は咲いています。レブンウスユキソウ(エーデルワイス)を見ることもできます(足元にある小さな花ですので見逃さないように!)。標高は200~250メートル程度ですが、あたり一面が霧に覆われたり、ときには強風に襲われたりと、まるでものすごく高い山を歩いているような気分が味わえます。霧が視界を妨げていたかと思うと、強風が霧を吹き飛ばし、目の前に突然、鮮やかな青い海があらわれるようなこともあります(そういうこともあるから、歩き始めてガスってきたからといって、すぐにがっかりしないでください)。

桃岩展望台コース(2013-08-16)

レインウェアを忘れずに!

岬めぐりコースに比べると、このコースの天気は変わりやすいです。歩いている途中に天気が急変することはよくあります。防寒具や雨具を持って歩きましょう。

人が多いのは歩きやすい証拠

このコースは、花が多くて傾斜が緩くて歩きやすい分、歩いている人の数も多いです。花の時期には、ツアー会社主催の団体旅行の参加者の姿も多く、団体の場合はまとまった人数がかなりのスローペースで歩くこともあり、しばしば渋滞が起きます。ただし、これは歩きやすいことの証拠でもあり、小さなお子さんをお連れの場合でも、このコースならちょっとがんばれば歩けます。

桃岩展望台コース(2012-07-14)